- プロ用のヴァイオリンやハープには通常、スプルースや楓等の木を何十年も自然乾燥させたものを使います。 材量はほとんどが輸入されたものです。しかしそれはあくまで伝統的な楽器作りの世界。
わたしたちが作る楽器には、地元(高知)に生えている良質の木材を中心に使っています。
高知県は県土の84%が森林で、全国NO.1の森林県です。いつも海から暖かい風が吹きつけるので 山にはいろんな木が豊かにしげります。 しかしいくら豊かな森があっても無差別に木を伐ってしまえば森は枯れてしまいます。
この楽器の材料はユニークなやり方で集められます。工房のある地域では昔から燃料用に山の木が伐られていました。燃料用の木はひとつの場所で伐ると翌年にはそこから離れた場所に移ります。そうやって何十年かしてまた元の場所に戻ってきます。 こうした取り組みは、森を枯らさずに木を調達する昔ながらのやりかたです。木と音の会の楽器の材料はこのために集められた原木の中から良質のものを選んで使っています。 こうする事によって自然環境にかける負担を無くすようにしています。
山で伐られた木はいったん道端に積み上げられて自然乾燥します。この木を分けてもらって楽器の材料にしました。桜や椿・ヤマモモ・タブ・・。色も木目もそれぞれに違う木が集まりました。 
木の伐採を地元の山師さんに頼む事もあります。
板は外で野積みして乾燥させます。
雨にさらしてアクを抜き反ったり曲がったりする狂いを出し切ってしまいます。
外である程度乾燥させたら、屋内に入れて楽器の材料にちょうど良くなるまでゆっくりと乾燥させます。
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